超微粒子フィラーを採用したグラディアダイレクトの利点

こんにちは。野原歯科医院院長の野原行雄です。

本日は、超微粒子フィラーを採用したグラディアダイレクトの利点についてお話しします。

保険診療で小さな虫歯の治療によく使われる治療材料に、コンポジットレジンという材料があります。

コンポジットレジンとは、ベースレジンに無機フィラーという微粒子成分を組み合わせて作られたプラスチック材料です。

コンポジット(複合)レジンという名前は、複数の素材を組み合わせて作られているところに由来があります。

コンポジットレジンの物理的な性質を左右する重要な成分が、この無機フィラーです。

グラディアダイレクトもコンポジットレジンの一種ですが、この無機フィラーに特徴があります。

今回は、グラディアダイレクトの無機フィラーという観点から、グラディアダイレクトの優れた特徴について迫ってみようと思います。

■保険診療のコンポジットレジンの無機フィラー

保険診療の適応を受けているコンポジットレジンは、いろいろなメーカーから商品が発売されています。

各社、それぞれに特徴を出そうとしているので、無機フィラーのサイズもそれぞれ異なります。

一般的に多い無機フィラーのサイズが、400μmほどのサイズです。

400μmといわれてもピンとこないかもしれません。

タバコの煙の粒子がだいたいこのくらいのサイズです。

ゴルフボールの直径が40mmですので、無機フィラーのサイズはゴルフボールの1/100,000の大きさになります。

■グラディアダイレクトの無機フィラー

では、グラディアダイレクトの無機フィラーは4〜20μmという超微粒子サイズになっています。

保険診療のコンポジットレジンと比べて、きわめて細かいことがわかってもらえることでしょう。

フィラーが細かくなると、無機フィラー同士の隙間が無くなりますので、結果的にコンポジットレジンの密度が高められます。

しかも、グラディアダイレクトの場合、無機フィラーにセラミックの微粒子を70%以上配合しています。

無機フィラーのサイズを小さくするだけでなく、形や光の屈折率を本物の歯のような色合いや透明感、光沢感になるように最適化するだけでなく、無機フィラー自体に特殊加工を施して、高い強度と粘りを実現しています。

■グラディアダイレクトの特徴

グラディアダイレクトは、前述したようにセラミックの粉末を配合した超微粒子サイズ、しかも形を最適化した上で、特殊加工を施しています。

これによるグラディアダイレクトの特徴をご紹介します。

仕上がりが本物の歯のようになる

グラディアダイレクトは、配合された無機フィラーの形、サイズを最適化し、特殊加工を施しています。

しかも、カラーバリエーションは大変豊富な上、積層充填という何種類かの色合いの材料を組み合わせて治す方法を採用しています。

このために、グラディアダイレクトで治した歯は、本物の歯のような色合いに合わせられるだけでなく、光沢感や透明感も本物と同じようになります。

高い強度と低摩耗性を備えている

グラディアダイレクトは、成分のフィラーが超微粒子サイズなので隙間が少なくなっています。

その上、クラスター化、つまり集合化させています。

そのため、材料自体の強度が高くなると同時にすり減りにくくなっています。

表面が荒れにくい

グラディアダイレクトはすり減りにくいですが、全くすり減らないというわけではありません。

しかし、成分の無機フィラーが超微粒子サイズとなっているため、たとえ表面がすり減っても凸凹が生じにくくなっています。

無機フィラーが超微粒子サイズなので、すり減っても削り取られるサイズも微粒子サイズにとどまるからです。

保険診療のコンポジットレジンは、時が経つと表面が凸凹となり荒れてきますが、グラディアダイレクトなら元々の低摩耗性に加え、この性質により、表面が荒れにくくなっています。

セラミックスほどに硬くない

審美性の高い治療法というと、セラミックスでの歯科治療がイメージされますが、セラミックスはかなり硬い材料です。

かみ合わせの調整をしっかりとしていないとかみ合わせた歯がすり減るほどです。

一方、グラディアダイレクトはコンポジットレジンの一種なので、その硬さはセラミックほどの硬くありません。

しかも保険診療のコンポジットレジンのように弱すぎることもありません。

グラディアダイレクトの硬さは、本物の歯と同じ程度の硬さですから、かみ合わせる歯を傷める心配がありません。

硬すぎないので、かみ合わせている歯にとっても優しい材料と言えます。

■まとめ

今回は、コンポジットレジンの成分であるフィラーという視点からグラディアダイレクトの特徴をご説明しました。

グラディアダイレクトは、保険診療のコンポジットレジンとは比較にならないほどの超微粒子フィラーで作られています。

しかも、フィラーの形は最適化されている上、特殊加工を施されています。

そのため、

①仕上がりが本物の歯のようになる

②高い強度と低摩耗性を備えている

③表面が荒れにくい

④セラミックスほどに硬くない

などの利点があります。

これからどのような方法で虫歯を治療しようか迷っているなら、一度グラディアダイレクトを検討なさってみてはいかがでしょうか。

当院は、グラディアダイレクトの治療経験も多く、きっとご期待に応えられると思います。

ご興味をお持ちになった方は、ご相談ください。

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