咬耗した歯先の凸凹を滑らかにするグラディアダイレクト

こんにちは。野原歯科医院院長の野原行雄です。

本日は、咬耗した歯先の凸凹を滑らかにするグラディアダイレクトについてお話しします。

歯は、年とともに少しずつすり減っていきます。

歯のすり減りを咬耗といいます。

歯が咬耗を起こした時はどのようにして治療すればいいのでしょうか。

そのような症状の治療にもグラディアダイレクトは適しています。

今回は、咬耗した歯をグラディアダイレクトで治す利点についてお話しします。

■咬耗症とは

咬耗症とはどんな病気?

咬耗症(こうもうしょう)とは、歯がかみ合わせによってすり減る病態です。

咬耗症は、日常生活での食事の際の接触でも生じますが、歯ぎしりや食いしばりなどのクセがある病的咬耗症となると進行はより早くなります。

日常生活での正常な咬耗症に対し、病的咬耗症の進行はおよそ5倍にもなります。

咬耗症の症状とは

咬耗症は、食べ物を噛む奥歯のかみ合わせ面のほかにも、下顎の前歯の先端部などにも生じます。

もちろん、上顎の前歯の先端部分に生じることもあります。

歯は、外側をエナメル質という骨よりも硬い組織で覆い、内側の軟らかい象牙質を守っています。

咬耗して歯の表面を覆っているエナメル質という骨よりも硬い部分がすり減ってなくなると、内部の象牙質が現れます。

象牙質はエナメル質よりも軟らかいので、すり減る速さは、外側のエナメル質よりも速いです。

その結果、咬耗が進行すると歯の中央部分だけ窪み、凸凹とした形にすり減ります。

窪んだところが審美的に目立ってしまうだけでなく、象牙質が冷たいものや温かいものによる刺激を受けて、しみて痛くなることもあります。

■咬耗症の治療法

咬耗症が生じた部分をコンポジットレジンというプラスチック製の詰め物で治療することが多いです。

コンポジットレジンとは、ベースレジンにフィラーという主にガラスでできた粉末状成分を混ぜた歯科治療材料です。

保険診療の適応を受けており、咬耗症の治療にも使えます。

コンポジットレジン治療の特徴

・費用が安い

コンポジットレジン治療は保険診療の適応を受けています。

一般的な自己負担割合である3割をベースに計算すると1本あたりの治療費は750円程度です。

このようにコンポジットレジン治療は、治療費を安く抑えることができます。

・変色する

コンポジットレジン自体は歯の色に似た白色なので、詰めた当初は歯と同じような色合いなのですが、年月の経過に伴い、少しずつ黄ばんでくる傾向があります。

変色したコンポジットレジンは、削って取り除き新しく詰めなおすほか、色合いを歯に合わせる方法はありません。

・すり減りやすい

コンポジットレジンは、強度がさほど高くないので、噛み合わせることで少しずつすり減ってきますし、かみ合わせの力に負けてかけてしまうこともあります。

・仕上がりが自然ではない

コンポジットレジンは、歯の色に似た白色ですが、光沢感や透明感が本物の歯と異なります。

コンポジットレジンで治したところは、どうしてものっぺりとした感じになり、人工物感が拭えない仕上がりになります。

■もしグラディアダイレクトで治したら・・・

グラディアダイレクトも、実はコンポジットレジンなのですが、保険診療のそれとは異なり、フィラーにセラミックの粉末を配合しています。

フィラー自体も、サイズを最適化したり、特殊加工を施したりしています。

グラディアダイレクトは、フィラーというコンポジットレジンの性質を決定づける成分に保険診療のそれにはない優れた特徴があるのです。

本物の歯のような仕上がりになる

グラディアダイレクトは、前述のようにフィラーに特徴があります。

しかも、基本となるカラーバリエーションは全部で27色あります。

千差万別な歯の色に合わせた色合いを選びやすいですし、治療後の仕上がりはフィラーの特性により本物の歯のような透明感や光沢感が得られます。

強度が高い

グラディアダイレクトは、フィラーの特性により、保険診療のコンポジットレジンよりも強度が高くなっています。

そのため、咬耗部分に使っても、すり減りにくいという利点も得られます。

色の変色が起こりにくい

グラディアダイレクトで治した歯の色合いは、年月が経っても黄色味を帯びることがなく、当初のきれいな色合いが長持ちします。

食べ物や飲み物の成分による着色汚れが生じることもありますが、磨けば再び元のきれいな色合いに戻せます。

一日で治せる

グラディアダイレクト以外にも審美性の高い治療法はいくつかあります。

しかし、それらの多くは歯型をとって歯の模型を作り、その模型上で製作する間接法という方法で作られます。

そのため、治療に何度か歯科医院に通わなくてはなりません。

一方、グラディアダイレクトなら、歯に直接詰めていく直接法で治しますので、歯の形を整えたら、その日のうちにグラディアダイレクトを詰めて治療を終えることができます。

治療が一日で終わるので、仕事で忙しい方も受けていただきやすい治療と言えます。

■まとめ

今回は、咬耗症の治療にグラディアダイレクトをおすすめする理由についてお話ししました。

咬耗症をグラディアダイレクトで治すと、

①本物の歯のような仕上がりになる

②すり減りにくい

③色合いの変色が起こりにくい

④治療が一日で終わる

などの利点が得られます。

咬耗症の治療法で悩んでおられる方で、グラディアダイレクトに興味をお持ちになった方は、グラディアダイレクトの治療経験が豊富な当院で一度ご相談ください。

大田区鵜の木にある野原歯科医院

野原歯科医院は東京にある、多摩川線鵜の木駅より徒歩6分のところにございます。

提携駐車場は12台ございます。

野原歯科医院は、東京都大田区鵜の木周辺にお住いの方の歯の健康を第一に考えております。

東京都大田区鵜の木のかかりつけの歯医者として、お気軽にぜひ、ご相談ください。