自分に合っている歯ブラシの選び方について

こんにちは。野原歯科医院院長の野原行雄です。

本日は、自分に合っている歯ブラシの選び方についてお話しします。

みなさんは、歯ブラシを購入するとき、どのようにして選んでいらっしゃいますか?

毛先の形でしょうか、それとも歯ブラシのデザインや値段でしょうか。

中には、パッケージがおしゃれかどうか選んでいらっしゃる方もおられることでしょう。

ご自身に合っていない歯ブラシを使い続けると、歯やお口の健康に悪影響を及ぼし、歯やお口のトラブルの原因ともなりかねません。

そこで歯ブラシを選ぶ基準はいろいろありますが、これからはご自身に合っているかどうかも、選び方に加えてみてはいかがでしょうか。

今回は、ご自身に合っている歯ブラシの選び方についてご説明します。

合っていない歯ブラシがもたらす歯やお口のトラブル

もし、ご自身の歯やお口に合っていない歯ブラシを使い続けるとどのような問題が生じるのでしょうか。

きれいに磨けない

ご自身の歯に合っていない歯ブラシでは、歯をきれいに磨くことができません。

歯をきれいに磨くことができなければ、歯には食べかすなどの汚れが蓄積していきます。

食べかすなどの汚れが残ったままになりますと、虫歯や歯周病だけでなく、口臭や誤嚥性肺炎の原因にもなります。

プラークがきれいに取り除けない

プラークとは、歯の表面についた白いカスのようなもののことで、食べかすとは異なるものです。

歯の表面を爪楊枝や爪で擦ってみると取れてきます。

プラークの正体は、お口の中に潜んでいるさまざまな細菌の塊です。

細菌の塊ということで、細菌学的にはバイオフィルムともよばれています。

虫歯や歯周病の原因菌もプラークの中にいます。

プラークをきれいに取り除くことは、歯やお口の健康を保つためにとても大切ですが、ご自身に合っていない歯ブラシでは効果的に取り除くことができません。

虫歯や歯周病の原因となる

プラークの中には、虫歯や歯周病の原因菌が潜んでいることは前述したとおりです。

すなわち、プラークをきれいの取り除けない状態が続くと、虫歯や歯周病を引き起こすことになるわけです。

歯肉退縮の原因となる

歯ぐきが痩せてくることを歯肉退縮と言います。

歯肉退縮の原因はいろいろありますが、代表的な原因のひとつに、不適切な歯磨きがあります。

具体的には歯ブラシで歯ぐきを強く擦ってしまうことを指しています。

ご自身に合っていない歯ブラシを使うと、歯ぐきを知らない間に擦ってしまい、結果として歯肉退縮を引き起こしてしまいます。

ご自身に合った歯ブラシの選び方

ご自身に合った歯ブラシを選ぶポイントは、『毛先の硬さ』『ヘッドのサイズ』『柄(持ち手)の形』『毛先のタイプ』の4つです。

毛先の硬さ

おすすめは、『ふつう』です。

硬い毛先は、歯のエナメル質や歯ぐきを傷つける恐れがあります。

一方、やわらかい毛先は、毛先が滑ってしまうので歯の表面についたプラークをしっかり取り除くことができません。

しかし、歯周病で歯ぐきが腫れている方や、出血しやすくなっている方は、歯ぐきをいたわるために『やわらかい』毛先をおすすめします。

ヘッドのサイズ

ヘッドのサイズは、小ぶりの方が磨きやすいです。

ヘッドが大きすぎると、奥歯や細かなところまで毛先が届かなくなる原因となるからです。

歯と歯の間や歯ぐきの縁、奥歯などをしっかりと磨くためにも、小さめのヘッドがおすすめです。

○柄(持ち手)の形

柄(持ち手)の形は、『直線状』のものから、『カーブ』がつけてあるものや、『滑り止め』がついているものまでいろいろあります。

柄については、基本的にはどのような形でも構いません。

実際にご自身で持ってもらって、握りやすいかどうか、どんな角度でも持ちやすいかどうかでお選びになるといいでしょう。

毛先のタイプ

毛先にタイプは、『平ら』や『山切りカット』の2種類が挙げられます。

『平ら』な毛先の歯ブラシは、歯に均等に歯ブラシを当てることができます。

『山切りカット』の歯ブラシは、歯と歯の間にも当てやすいように作られています。

どちらも甲乙つけがたいところはありますが、迷ってしまうならバランスよく歯を磨くことができる『平ら』な毛先を選ぶといいでしょう。

また、歯ブラシの中には『毛の太さ』を選べるものもあります。

『太い』タイプは、プラークを取り除きやすく、歯面全体を効率的に磨けます。

一方、『細い』タイプは、歯周ポケットという歯と歯ぐきの隙間の中まで磨きやすいです。

しかも、『太い』タイプと比べて歯ぐきを傷つけにくいという利点もあります。

歯周病が進行して歯周ポケットが深くなっている方は、『細い』タイプを選ぶといいでしょう。

まとめ

今回は、ご自身に合った歯ブラシの選び方についてお話ししました。

合っていない歯ブラシを使い続けると

①きれいに磨けない

②プラークがきれいに取り除けない

③虫歯や歯周病の原因となる

④歯肉退縮の原因となる

などの、歯やお口のトラブルの原因となります。

そこで、ご自身に合った歯ブラシの選び方ですが、

①毛先の硬さ

②ヘッドのサイズ

③柄(持ち手)の形

④毛先のタイプ

の4つのポイントに着目すると、選びやすいでしょう。

歯やお口のトラブルを防ぐには、毎日の歯みがきがとても大切です。

歯をしっかり磨いて、歯やお口を健康な状態に保つためにも、歯ブラシはご自身に合ったものを選ぶようにしてください。

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