こんにちは。野原歯科医院院長の野原行雄です。
本日は、勤務中の歯の外傷をグラディアダイレクトで治療することについてお話しします。
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仕事中に転倒や事故に遭って、前歯が欠けてしまうことがあります。
仕事中のケガの治療は、労災保険で診療を受けられるはずです。
労災保険を使って治療をする場合、必ずしも保険診療でなければならないということはありません。
労災保険の金額に収まる場合は、本来なら自費診療となる治療もカバーしてもらえる場合があります。
例えば、セラミックの被せ物です。
歯が大きく欠けてしまったときは、労災保険を使ってセラミックの被せ物で治療してもらうときれいに治せますが、そこまで大きくかけたわけでない歯の治療なら、グラディアダイレクトがおすすめです。
今回は、勤務中の歯のケガもグラディアダイレクトがおすすめな理由をご説明します。
■労災保険とは
労災保険とは、勤務中や通勤途上に遭遇した事故によってケガをしたり、仕事が原因で病気にかかったりした場合に保障する保険制度のことです。
基本的には、個人事業主や会社の役員以外のアルバイトやパート社員を含め企業に雇われている人が対象となります。
労災保険は、健康保険や雇用保険と異なり、保険料が給与から引かれることはありません。
したがって、給与明細を見ても労災保険料は控除されていません。
これは、保険料が全額雇用者が負担する仕組みになっているからです。
労災保険の対象
労働者災害補償保険法1条に、『業務上の自由又は通勤による労働者の負傷、疾病、障害又は死亡等』を対象とすることが定められています。
したがって、仕事中に遭遇した事故だけでなく、通勤途上の事故も対象です。
ただし、帰宅途中で飲み屋に寄った場合など、通常の経路を大きく逸脱した場合は、適応外となりますので注意してください。
自費の歯科診療も受けられる
基本的には健康保険と同じ治療となりますが、保険診療の適応外となっている歯科治療用材料を使った場合は、診療費の上限はありますが、対象となることが発表されています。
対象となるのは、オールセラミッククラウン・ハイブリッドセラミック・メタルボンドで、歯1本あたり8万円が上限となります。
グラディアダイレクトは、セラミックとレジンを混ぜているハイブリッドセラミックに当てはまります。
厚生労働省 労災診療費における歯冠補修及び欠損補綴の取扱いについてhttps://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00tb5841&dataType=1&pageNo=1
■グラディアダイレクトで治す利点
歯が大きくかけてしまった場合には、グラディアダイレクトでの対応は難しいので、オールセラミッククラウンやメタルボンドで治さなくてはなりません。
しかし歯の先端部分が欠けた場合など、歯全体を被せるほどでないサイズの治療ならグラディアダイレクトがおすすめです。
本物の歯のような仕上がりになる
グラディアダイレクトは、フィラーという成分にセラミックを配合したり、特殊加工を施したりすること、何種類も組み合わせて詰める積層充填という詰め方をすることで、治療後の仕上がりが本物の歯のような感じになります。
似た治療法に、保険診療のコンポジットレジン充填処置がありますが、これで治療すると、人工物感が拭えない仕上がりになり、違和感がどうしても生じてしまいます。
本物の歯のような自然な仕上がりにはなるのが、グラディアダイレクトです。
一日で治療が終わる
グラディアダイレクトは、削ったその日のうちに、詰めることができるので、治療が一日で終わります。
オールセラミッククラウンやメタルボンドは、歯型を取らなくてはならず、完成するのは次回の来院日で、それまでの間は仮歯で過ごすことになります。
グラディアダイレクトは、治療期間が短いので、仕事で忙しく通院しにくい方も受けていただきやすい治療法です。
強度が高い
例えば、前歯の先端部分が欠けてしまった場合、保険診療のコンポジットレジンで治すと外れてしまうことが、しばしばみられます。
これは、保険診療のコンポジットレジンの強度が弱いからです。
一方、グラディアダイレクトは、保険のコンポジットレジンと比べると強度が高いという特徴を備えています。
前歯の先端部分のように噛み合わせの力が加わりやすいところでも、グラディアダイレクトで治療すればしっかりとしています。
歯をあまり削らずに詰められる
保険診療のコンポジットレジンで詰める場合、欠けた部分が平になるように、健全な部分を削ってならす必要があります。
グラディアダイレクトなら、平にならさなくても、しっかりと詰められるように専用のフローという材料が作られています。
歯を必要以上に削らなくてもきれいに治せるのもグラディアダイレクトの利点です。
■まとめ
今回は、労災保険の適応となるような外傷を受けた歯をグラディアダイレクトで治療する利点についてお話ししました。
グラディアダイレクトで治療すると、
①本物の歯のような仕上がりになる
②一日で治療が終わる
③強度が高い
④歯をあまり削らなくても詰められる
などの利点があります。
もし、勤務中のケガで前歯が欠けた場合には、グラディアダイレクトで治療してみてはいかがでしょうか。
大田区鵜の木にある野原歯科医院
野原歯科医院は東京にある、多摩川線鵜の木駅より徒歩6分のところにございます。
提携駐車場は12台ございます。
野原歯科医院は、東京都大田区鵜の木周辺にお住いの方の歯の健康を第一に考えております。
東京都大田区鵜の木のかかりつけの歯医者として、お気軽にぜひ、ご相談ください。