こんにちは。野原歯科医院院長の野原行雄です。
本日は、小さい歯(矮小歯)もきれいな形にできるグラディアダイレクトについてお話しします。
まずは当院で行った治療例をご覧ください。
このブログでは、小さな歯(矮小歯)の形を、普通の歯と同じように綺麗に整える治療法(グラディアダイレクト)をご紹介致します。
グラディアダイレクトを行える歯科医院は少ないため、ぜひこのブログの情報を参考にしてください。
このブログに知りたい情報がなかった、グラディアダイレクトのことに関してもう少し知りたいという方に、当院ではLINEによるグラディアダイレクトの無料相談を始めました。
当院で治療を行った方は、このLINE無料相談をきっかけに受診した方(特に20-50代の女性)が多いです。
みなさま、ぜひ気軽にご連絡ください。
グラディアダイレクトの無料体験もございますので、気軽にご相談ください。
■矮小歯(わいしょうし)とは
矮小歯(わいしょうし)と言う言葉をお聞きになったことありませんでしょうか?
矮小(わいしょう)とは聞き慣れない言葉かと思いますが、矮(わい)とは『(背が)低い』、小(しょう)とは『小さいこと』と言う語から成り立っている名詞で、英語ではMicro(ミクロ・マイクロ)と訳されます。
ここから矮小とは、背が低く形が小さいと言う意味になります。
余談ですが、矮小の対義語は巨大です。
すなわち、矮小歯とは矮小化した歯ということで、平均的な大きさよりも丈が低く小ぶりな歯を意味します。
矮小歯は、単に小さくこぢんまりした歯というだけでなく、円すい形など通常の歯と全く異なる形になっていることも珍しくありません。
あくまでも見た目だけの問題という考え方から、そのままにしておいても良いように思われますが、前歯の矮小歯はとても目立ってしまいます。
欧米では歯をきれいに整えることを身だしなみの一つと捉える傾向があり、特にビジネスシーンでは、矮小歯を放置していると自己管理ができない人とみなされるようです。
日本でも歯に対する意識が年々高まっており、矮小歯も直したいと望む方が増えています。
矮小歯をきれいな形にするのにも、グラディアダイレクトは適しています。
今回は、小ぶりな歯をきれいにできるグラディアダイレクトの特徴についてお話しします。
■小ぶりな歯をグラディアダイレクトで治すメリットとは
小さくこぢんまりした歯、矮小歯をグラディアダイレクトで治す場合のメリットについてお話しします。
元の矮小歯を生かしたままきれいにできる
グラディアダイレクトで治療する場合、元の歯をほとんど削らず、元の状態を最大限利用して、小ぶりな歯の形や大きさを平均的な歯と比べて遜色ないようにすることができます。
もちろん、隣の歯と並べても違和感がないような色味、形にできることは言うまでもありません。
元の歯を生かして、歯の形を整え、自然で違和感のない色味にできるのが、グラディアダイレクトの最大のメリットと言ってもいいかもしれません。
1日で治療が完了する
グラディアダイレクトは、歯型をとってかぶせる治療ではありません。
ダイレクトボンディングとよばれる、グラディアダイレクトを歯に直接盛り上げていく治療法です。
そのため、治療自体、1日で完了できます。
グラディアダイレクトなら、通院の回数も少なくてすむ利点もあります。
強度が高い
ダイレクトボンディングという方法は、グラディアダイレクト以外では保険診療のコンポジットレジン充填処置があります。
ダイレクトボンディングというと、一般的にはこちらなのですが、もっぱら虫歯治療に使われる方法です。
強度があまり強くないため、小ぶりの丈の低い歯に対し、グラディアダイレクトと同じように盛り足して歯の形を整えるような使い方はできません。
一方、グラディアダイレクトは、強度が高いセラミックの粉を成分として配合していますので、素材の強度が高くなっています。
そのため、グラディアダイレクトなら、小ぶりの歯に盛り上げて違和感のない大きさ、形にしても、しっかりとしているので強度の面からも安心です。
■グラディアダイレクト以外の治療法との比較
矮小歯をきれいで違和感のない大きさ、形に整える方法はいろいろありますが、グラディアダイレクト以外の方法では、被せ物を装着する治療しかありません。
この場合、『見た目を出来るだけきれいにする』ということに重点をおくと、メタルボンド(陶材焼付鋳造冠)もしくはオールセラミッククラウンという選択肢になります。
これらはどちらもセラミック製の被せ物であるというところが共通していますが、メタルボンドは被せ物の内側を金属を使います。
一方、オールセラミッククラウンは、セラミックの内側にジルコニアという特殊なセラミックを使っています。
メタルボンドとオールセラミッククラウンにはこのような違いがあります。
歯を削らなければならない
セラミック製の被せ物をセットするためには、矮小歯と言えども歯を削らなくてはなりません。
歯を削ると、削ったところから虫歯になったり、歯が痛くなったりするリスクが生じます。
もちろん、削ったところは元には戻りません。
特にオールセラミッククラウンは、本物の歯と見間違うほどの仕上がりになる優れた治療法ですが、歯を削らなくてはならないというデメリットがあります。
虫歯に関連して起こっているわけではない矮小歯の治療ですから、できるだけ削らずに治す方がよいことは言うまでもないでしょう。
治療期間が長い
グラディアダイレクトなら、その日のうちに治療が完了しますが、被せ物をセットするとなると、そうはいきません。
少なくとも、歯の形を整えて歯型を取る日と、セットする日の2日は通わなくてはなりませんし、歯の形を整えた後につける仮歯を予め作っておくために、事前に歯科医院で仮歯作成用の歯型を取ることもあります。
もちろん、歯型をとってセラミック製の被せ物がすぐにできるわけではありません。
被せ物ができるまで数日かかることもあるので、治療の日数を考えるとグラディアダイレクトよりもかなり長くなってしまいます。
完成するまでの間仮歯で過ごさなくてはならない
被せ物を作るため、歯の形を整えて、歯型をとるわけですが、被せ物が出来上がるまで数日かかります。
この間、歯型を取った歯には、仮歯がセットされます。
仮歯は、目立ちにくく作られていますが、あくまでも仮歯ですから舌触りが気になったり、外れたりすることがあります。
外れたら、そのままでいると見た目が悪いですから、歯科医院を受診して再装着してもらわなければなりません。
■まとめ
今回の記事では、小ぶりな歯をきれいな形に整えられるグラディアダイレクトによる治療について解説させていただきました。
小ぶりな歯、つまり矮小歯をグラディアダイレクトで治すと
①元の矮小歯を生かしたままきれいにできる
②1日で治療が完了する
③強度が高い
などの利点が得られます。
一方、グラディアダイレクトには治療の手技的に被せ物より難易度が高くなるというデメリットがあります。
当院では、グラディアダイレクトでの治療経験も多く、技術的に難しいケースでも安心して受けていただけます。
無料相談は、こちらから
大田区鵜の木にある野原歯科医院
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