欠損歯列に対する咬合からのアプローチ 

2016 2/3
東京都大田区歯科医師会館
講師 東京歯科大学パーシャルデンチャー補綴講座 教授 山下修一郎

予後の良い部分床義歯の設計

解説
歯を失った所の選択肢は
1.ブリッジ
2.パーシャルデンチャー
3.インプラント
4.何もしない
パーシャルデンチャーとは部分床義歯のことです。取り外しのできる入れ歯。歯を失った所の治療の最良の選択肢が、もしあるとすれば4つも選択肢はいらないはすです。ところが、4つも選択肢があるのは、それぞれに長短があるからです。
パーシャルデンチャーの利点は残っている歯をたくさん削ったり、外科的処置をせずに治療できること。欠点は取り外しができるので紛失することさえあります。
今回の講義ではその中でも、動きやすく、汚れやすく、壊れやすい最大の欠点を克服するという内容でした。当院ではこの内容を診療に取り入れていきます。