口腔癌 口腔外科セミナー 東京医科歯科大学 島本裕彰先生

2015年 2月8日

口腔癌は現在増加傾向にあります。
部位は6割が舌で2割が歯肉という割合です。
癌の種類は9割が扁平上皮癌です。
癌を疑った場合、細胞診、組織生検、画像診断、骨シンチ、PETなどで確定します。
舌癌の早期であれば部分的に切除しますが、切除した後の発音は9割は良好とのことです。

口腔癌は、予防、早期発見、低侵襲治療、機能温存、機能再建が重要です
特に今の癌に対する治療法の考え方は疑わしきは罰するとのことですので、早期発見が大切です。

・痛い
・汚い
・硬い
の三点を覚えておきましょう。